VISAとAT&Tを比べてみたりなんかして

このブログではあまり銘柄について、財務や収益の掘り下げた分析などは致しません。
 (と言いつつ気が向いたら書く時もあるかもしれませんが。)
その分野では、優れた先行ブログがいっぱいありますので、定量的な指標はそちらを参考にしていただければ、私ごときが言うこともないです。


 今日は誰もが認める優良銘柄である”VISA”と”AT&T”について、ほんと若干の考察をしたいと思います。結論を言えば、両銘柄とも欲しい、です。


さて、 VISAの配当利回りは、本日時点で0.76%です。けして高くは無い、と言うより20年間(1998年~2017年)の米国株の配当利回り平均は1.84%だそうですので、低いと言っていいと思います。
ただこの銘柄、すごい事の一つに高い増配率があります。
2009年に0.11ドルだった配当は、2019年1月現在1.0ドルと、10年で約9倍になっています。
これまでの増配率(計算すると平均25.1%の増配率)が続くのであれば、10年後に配当はどうなっているのか。
現在の株価で購入したとして、配当利回りが高いAT&Tと比べると、どうなのでしょう。
少々確認してみたいと思います。



今回は配当にスポットを当てるため、VISAの株価、AT&Tの株価は現在値を10年後も維持している、と仮定します。
VISAの株価、この仮定は過去を見ると大変無理がありそうです。それは分かってます。
VISAは10年で株価も約9倍になっています。それに対しAT&Tは約1.23倍です。
AT&Tの株価は10年後も変わらない仮定で遠からずでありそうな気がしてきますが、VISAは無理だろうなと大勢の人は考えると思います。未来のことは分かりませんが、AT&Tの事業である通信分野は現在飽和状態であるのに対し、VISAの事業はまだ伸びしろはありそうに思われ(もちろん未来は分からないので、思われるだけかもしれませんが)、この点などもこの考えを支持してくれそうです。いわゆるVISAのキャピタルゲインは、おそらくAT&Tとは比べられない、とは思われます。が、今回はそこはちょっと横に置いておきましょう。

2019年1月現在、
VISA   株価 133.65ドル  配当 1.0ドル  増配率 25.1%
AT&T  株価 30.34ドル  配当 2.04ドル  増配率 2.2%
で将来的な利回りの推移を計算してみます。
以下のようなグラフを描きました。


配当金を再投資すれば複利効果で更に後ろへずれますが、2019年投資額に対するVISAとAT&Tの配当利回りが逆転するのは11年後の2030年でした。

いや、実はもっと早い時期に逆転かと思ってたのですが、さすがに7%も利回りあるとAT&T頑張ります。


実際に投資するかどうかは、上記の情報だけではなく、事業の安定性、成長性なども加味されるでしょう。
安定性は、両者共素晴らしいと思ってます。成長性は、AT&T<<VISAだろうと思います。その為、VISAの株価はAT&Tより割高に据え置かれているはずです。VISAに難癖をつけるとすると、この比較的高めの株価。押目を拾いたいところですが、殆ど右肩上がりで押目がないところ。あと金融株ゆえと言いましょうか、景気後退局面での株価下落は半端ないだろうな、と言うところでしょうか。そこが押目かもしれませんが、いつそうなるか分からず。
AT&Tで機会損失を防いで、景気後退局面の下げでVISAに乗り換える、と言うのも手かもしれませんね。 AT&Tも全部VISAに乗り換える・・・のは惜しい気はします。
やはり、両銘柄とも欲しい、ですね。

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